仕事上のメモをノートに取っていたのですが、勤続年数が長くなるにつれ、ノートに書いた過去の情報を検索するのに難儀するようになっていたわたし。
「知的生産の技術」を読み、「情報カード、私にぴったりじゃん!」と思い、5×3判のものを一つ購入し試しに使っていたところ、サイズ感がイマイチ。
そもそも私は学生の頃からA5判のノートばかり使っていたので、A5判くらいのサイズじゃないと窮屈なんだよね。
それに、1993年から「行政文書の用紙規格のA判化」が推し進められていることを考えると、情報カードとしてよくあるサイズのB6判ではなく、やはりA5判のものがほしいところ。
しかし、A5判の情報カードの情報を探しても全くない。わたしと同じように「A5判の情報カードがない!」と思っている人は一定数いる模様。結構いいサイズだと思うんだけどな。梅棹先生も著書で「おもいきっておおきくしたほうがいい。」って言ってたし。
もうこれはオリジナルで作るしかない。万年筆でかくことになるから、罫線の幅は広めがいいな。基本的に左右2分割で使うから中央の目盛りがほしい。3分割の目盛りもほしい。PoIC的な使い方もしたいからタグのガイド線もほしい。レシピカードにもするつもりだからカテゴリを記入する欄もほしい。盛りに盛った、しかし用途を限定しないようになるべくシンプルに作らないと。
その後業者に発注。用紙の種類がよくわからなかったので、試しに買っていた情報カードを持参したところ、
- 上質紙 0.19mm/枚 157kg
- 1,000枚で12,800円
単価13円とか高いなー気軽に使えんわ。できれば一般的な情報カードと同じくらいの単価にしたいところ。しかしそうすると10,000枚作ることになってしまうので6まんえn…死ーーーー!
ああっ!でも梅棹先生も著書で「おもいきってカードを一万枚くらい発注するのである。」って言ってた。言ってたわ。
色々考えた結果、単価8円くらいならなんとか気軽に使える範囲かなと思ったので発注。
出来上がりを使ってみると、これは、やっぱり、最高やな…。万年筆でのびのび書くことができる罫線幅8.5mm。目盛りは主張せず、かつガイドラインを引くためにわかりやすくなっている。それでいて裏面は白紙。
とりあえずは発注分を全部使い切ることを目標に、ガンガン書いていこうと思います。A5の情報カードをお探しの方は、意外と気軽につくることができるので自作も視野に入れてほしいな。